大河ドラマ「どうする家康」は、いよいよ来週、長篠の合戦のドラマへと進んでいくことになります。徳川家康が三方ヶ原合戦で大敗してから2年、ついに武田軍に一矢報いる時がやって来るのです。 武田信玄は死没したものの、武田勝頼がしっかりと後を継ぎ、信…
戦国ヒストリーという日本の歴史に関するサイトへの投稿を続けています。専門家、歴史愛好家ら多士済々の執筆者にまじって、歴史ファンの一人として、ユーザー投稿の形で執筆しているところです。 「戦国ヒストリー」は、丁寧に歴史を追求した本格派の戦国WE…
大河ドラマ「どうする家康」は、先週7日と今週14日の2回にわたって三方ヶ原合戦をめぐるドラマが放送されました。 前回のブログ「圧倒的に強そうな武田信玄とその軍団」のなかで、討ち死にしたのは家康ではなく、身代わりとなった家臣だと書き、それは夏…
7日放送の大河ドラマ「どうする家康」は、武田軍と徳川軍が激突した三方ヶ原合戦が描かれました。合戦そのもののドラマは、どうやら来週の放送に持ち越されたようですが、ラストに「家康が討ち死にした?」という場面を見せてくれましたね。 史実を知ってい…
戦国ヒストリーという日本の歴史に関するサイトへの投稿を続けています。専門家、歴史愛好家ら多士済々の執筆者にまじって、歴史ファンの一人として、ユーザー投稿の形で執筆しているところです。 「戦国ヒストリー」は、丁寧に歴史を追求した本格派の戦国WE…
昨年から戦国ヒストリーという日本の歴史に関するサイトへの投稿を続けています。専門家、歴史愛好家ら多士済々の執筆者にまじって、歴史ファンの一人として、ユーザー投稿の形で執筆しているところです。 「戦国ヒストリー」は、丁寧に歴史を追求した本格派…
昨年から戦国ヒストリーという日本の歴史に関するサイトへの投稿を続けています。専門家、歴史愛好家ら多士済々の執筆者にまじって、歴史ファンの一人として、ユーザー投稿の形で執筆しているところです。 「戦国ヒストリー」は、丁寧に歴史を追求した本格派…
昨年から「戦国ヒストリー」という日本の歴史に関するサイトへの投稿を続けています。専門家、歴史愛好家ら多士済々の執筆者にまじって、歴史ファンの一人として、ユーザー投稿の形で執筆しているところです。 戦国ヒストリーは、丁寧に歴史を追求した本格派…
2日放送の大河ドラマ「どうする家康」は、徳川家康の上洛編が描かれ、これまで三河中心のローカルなドラマだったのが、いよいよ広がりを見せていくというプロローグのような回となりました。 それに伴って、家康を取り巻く人々にも新しい人物が次々と登場し…
大河ドラマ「どうする家康」の26日放送は「氏真」のタイトルで、徳川家康と因縁浅からぬ関係の今川氏真とその妻が描かれました。ドラマでは糸と呼ばれていた妻は、相模の北条氏康の娘です。 糸が氏真の元に嫁いだのは、甲相駿三国同盟をより強固なものにす…
19日の放送の大河ドラマ「どうする家康」では、遠江進攻の重要な拠点となる引間城の攻防戦が行われ、瀬名(築山殿)の親友で引間城の女城主・お田鶴の方の壮絶な討ち死にが描かれました。 引間城跡に鎮座する元城町東照宮 ドラマでは引間城の位置関係が今一…
昨年から「戦国ヒストリー」という日本の歴史に関するサイトへの投稿を続けています。今回より、戦国ヒストリーに掲載された私のコラムを不定期でご紹介していきます。 「戦国ヒストリー」は、丁寧に歴史を追求した本格派の戦国WEBマガジンといううたい文句…
大河ドラマ「どうする家康」は、三河一向一揆について回をまたいで放送しています。三河一向一揆は家康にとって、三河統一に向けた大きな関門であり、家康の生涯でも指折りの危機だったからです。 そもそも一向一揆が勃発したのは、浄土真宗本願寺派の寺が持…
大河ドラマ「どうする家康」に、徳川家康の母親である於大の方(松嶋菜々子)の夫として久松長家(リリーフランキー)が出ています。この久松家は、江戸時代には有力な親藩・譜代大名として幕府を支えていくのです。 於大の方は、家康の父・広忠に嫁いで家康…
大河ドラマ「どうする家康」第5話で、松山ケンイチさん演じる本多正信が登場しました。家康の家臣の中では、最も有名な人物の一人ですが、正体がよく分からない謎多き男でもあります。 本多正信は、本能寺の変以前にはほとんど登場しません。三河一向一揆の…
大河ドラマ「どうする家康」の第4話は、戦国の世にあって長期間続いた珍しいケースである織田信長と徳川家康の「清洲同盟」について描かれました。家康にとっては大きな転機となった同盟です。 清洲同盟を当時、どのように描いていたのかを調べるため、太田…
あけましておめでとうございます。2023年も「歴史・人物伝」をどうぞよろしくお願いいたします。 大河ドラマ「どうする家康」がスタートし、昨日第1話が放送されました。徳川家康は、歴史上で最も有名な人物のひとりであり、誰もが知っている偉人です。…
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が、本日最終回を迎えました。まずは、1年間存分に楽しませていただいたことに感謝します。ありがとうございました。 最終回は、なんといっても北条義時の「死にざま」が見どころでした。義時毒殺説に根拠を持たせるため、のえ…
11日放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、後鳥羽上皇による北条義時追討の院宣から、北条政子が御家人を束ねた名演説、そして大規模な軍事衝突(承久の乱)へと向かうというストーリーでした。 今回のブログでは、私が気になったシーンをピックアップし…
4日放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、新しい将軍に藤原摂関家から三寅を迎え入れ、三寅が成長するまでの間、北条政子が「尼将軍」として後見していくという流れが出来上がりました。 三寅の父親は摂政、関白となった九条道家で、天皇家に次ぐ名門貴族…
27日放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、先週20日に続いて源実朝暗殺事件が描かれました。ドラマの冒頭で事件が起こり、源仲章と実朝が殺され、後半は事件の余波とさらなる騒乱の端緒が次々と登場していました。 公暁の誤算と狡猾な三浦義村 事件で…
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も、いよいよ大詰めとなってきました。20日と次回27日の2週連続で、源実朝暗殺事件をたっぷりと見せようという演出が組まれ、エンドクレジットに「つづく」の文字が欲しかったほどです(笑) さて、前回の大河コラム「影が…
鎌倉殿の13人は、源氏最大の悲劇ともされる「実朝暗殺」に向けてのカウントダウンが始まりました。史実である公暁の実朝暗殺に、三谷脚本はどのような背景を描いていくのか、早くも次回以降が楽しみです。 第43回では、将軍の源実朝が後鳥羽上皇に将軍の後…
歴史・人物伝の大河コラム、今回は昨日放送された第42回「夢のゆくえ」を見た感想として、三善康信と大江広元の二人の宿老について書きます。 この回では、源実朝が将軍としての権威を示そうとするのに対し、北条義時はあくまでも執権を中心とした合議制を…
30日放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、鎌倉時代前期最大の戦いである和田合戦が描かれ、有力御家人同士の争いを制した北条氏が、御家人のトップに立ったわけです。 侍所別当だった和田義盛が敗死したことにより、政所別当だった北条義時は侍所別当を…
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、いよいよ来週、鎌倉時代前期最大の内乱である「和田合戦」が描かれます。第40回はその伏線となる事件として「泉親衡の乱」がありましたが、泉親衡の正体は怪しげに描かれていました。 吾妻鏡でも、泉親衡はこの時だけに登場…
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、第39回からいよいよラストへと向かっていくわけですが、この回は様々な伏線が張り巡らされると同時に、三谷幸喜脚本の奥深さを改めて実感させられました。 性的マイノリティの実朝を描く まず、源実朝が「性的マイノリテ…
10月2日放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、源実朝に代わって平賀朝雅を将軍にしようとした北条時政と妻の牧の方(りく)の野望が、北条義時によって打ち破られるというというストーリーでした。 謀略が失敗に終わった時政は、伊豆へ流罪となるわけで…
9月25日放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、北条一族内の抗争への序章が描かれました。対立の構図は「時政VS義時」の親子になりますが、その陰には「牧の方(りく)VS尼御台(政子)」という女同士の対立があります。 時政と牧の方は、執権としての権…
18日放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、畠山重忠が幕府の大軍と壮絶に戦う場面が放送されました。重忠と北条義時の一騎打ちは、とても見ごたえがあり、後事を託そうとした重忠の思いが伝わってきました。 畠山重忠が、後世に「武士の鑑」と言われる…