歴史コラム・雑感
安倍晋三元首相が遊説中に銃撃され、命を落とすという暗殺事件は、多くの国民に衝撃を与えました。私も事件当日は何をするにしても落ち着かず、なぜこんなことが起きてしまったのだろうかと、考え込んでしまいました。 まずは、安倍元首相のご冥福をお祈りい…
※note版との共通コラムです 平安時代末期の源平合戦の頃、平家を京の都から追い出し、都を制圧した武将がいました。木曽義仲の名で知られる源義仲です。後に鎌倉幕府を開いた源頼朝にとって一門最大のライバルと言われた人物でした。 長野県に住む人にとって…
2021年の松の内も明け、いよいよ本格的なスタートとなります。ただ、新型コロナウイルスの蔓延で首都圏に緊急事態宣言が出されるなど、不穏な年明けになってしまいました。今は一日でも早い終息を願うばかりです。 さて、本題の「歴史・人物伝」について…
「戦国や幕末・維新を中心に古代から現代史まで、主に「人物」に視点を置きながら、歴史好きのオヤジが思いつくままに書いています」と銘打って、2020年5月に当ブログがスタートしました。 8月上旬までは歴史上の人物をピックアップしながら、トピック…
noteより、歴史・人物伝~雑感編「戦国武将・福島正則の生涯に思うこと」を掲載します。 私事ですが、新卒から同じ会社でずっと働き続け、そのゴールが近づきつつあります。ある時、ふと一人の戦国武将を思い浮かべました。豊臣秀吉の重臣にして、徳川家の世…
大河ドラマ「麒麟がくる」について書きたいと思います。 光秀の生涯を池端俊策さんが描く 今後の光秀がどう描かれるか? 光秀の生涯を池端俊策さんが描く 新型コロナウイルスの影響で撮影ができず、大河ドラマが約2か月間放送中断する事態になりましたが、…
note版「思い入れ歴史・人物伝」の序章をブログで一括掲載します。 教科書では学べないこと 大河ドラマの影響は大きい? 歴史探訪も旅の目的に 教科書では学べないこと 「思い入れ歴史・人物伝」のスタートは、誰からにすればよいのか? 昨日から迷っている…
関ケ原布陣図 日本史上屈指の内戦でもある関ケ原の合戦は、徳川家康が天下取りをするための最後の大戦(おおいくさ)でした。数に勝る西軍を撃破できたのは、家康方の巧みな調略が物を言ったわけですが、もちろん西軍にも十分勝ち目があったと私は思います。…
江戸時代は幕府の命令が絶対とされ、例え大名であっても命令に背くとはできませんでした。その代表的な出来事が転封すなわち領地替えです。1840年に庄内藩の酒井家も、長岡藩への転封を命じられましたが、その時天保義民事件が起きました。 庄内藩の領民…
再現された馬防柵(新城市) 織田信長と徳川家康が、強敵の武田勝頼を徹底的に叩きのめし、戦国史のターニングポイントとなった長篠の戦い。信長の生涯を記録した「信長公記」の記述からも、信長が並々ならぬ決意で決戦に臨んだことがわかります。 信長は「…
長篠城 織田信長・徳川家康連合軍と武田勝頼軍が激突した長篠の戦いは、戦国時代の中でも大きなターニングポイントとなった合戦です。信長・家康軍はほぼ無傷だったのに対し、勝頼軍は甚大な犠牲者を出し、明暗がはっきりと分かれました。 私は、信長と家康…
このブログは、戦国や幕末・維新を中心に古代から現代史まで、主に「人物」に視点を置きながら、「日本の歴史の面白さや奥深さについて紹介したい」と5月16日に開設いたしました。以来書き続け、1ヵ月を迎えたところです。 ブログのカテゴリーの作り方や…
桶狭間古戦場(豊明市) 織田信長が今川義元を破った「桶狭間の合戦」は、ブログ「桶狭間の合戦①」でも書きましたが、ドラマや映画で描かれるような奇襲戦ではありませんでした。では、なぜ義元は負けてしまったのか。私なりに考えてみたいと思います。 当時…
桶狭間古戦場(豊明市) 織田信長が天下にその名を知らしめた戦いとされるのが、駿河の太守・今川義元を破った「桶狭間の合戦」です。ドラマでは、義元の本陣に僅かな手勢で攻めかかる勇猛果敢な信長主従の姿が描かれ、奇襲戦として有名になりました。 最近…