歴男マイケルオズの「思い入れ歴史・人物伝」

戦国や幕末・維新を中心に古代から現代史まで、主に「人物」に視点を置きながら、歴史好きのオヤジが思いつくままに書いています

歴史・人物伝~序章「なぜ歴史好きになったのか。自己紹介も兼ねて」

note版「思い入れ歴史・人物伝」の序章をブログで一括掲載します。

教科書では学べないこと

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「思い入れ歴史・人物伝」のスタートは、誰からにすればよいのか? 昨日から迷っているのですが、その前に「どうして歴史上の人物に興味を持つようになったのか」を書きたいと思います。

私は中学、高校時代と社会科(地理・歴史)だけが得意で、常に好成績でした。しかし、それは「受験勉強の知識」に過ぎず、歴史を学ぶには「事象や人物を掘り下げなければならない」ことが分かったのです。

例えば、大化の改新は「645年に中大兄皇子中臣鎌足が、蘇我蝦夷・入鹿親子を滅ぼし、新たな政治を始めた」と教わりました。しかし、なぜこのような事件(乙巳の変)が起きたのかは、深く学んでいません。

中大兄皇子は、後に天智天皇として即位しますが、事件から即位まで20年以上かかっているのです。その理由を掘り下げるには、中大兄皇子の人物像や天皇家を取り巻く当時の政治的背景などを知る必要があります。

歴史は人間が作るものなので、そこには人間らしいドラマが必ずあります。それを映像化したのが、ドラマやドキュメンタリー番組でした。次は、私の歴史好きを決定づけた「大河ドラマ」について書きます。

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大河ドラマの影響は大きい?

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NHK大河ドラマは、私の歴史好きを後押ししてくれます。戦国時代の明智光秀を主人公にした2020年の大河ドラマ麒麟がくる」が放送再開されて、本当によかったと思っています。

本腰を入れて見た最初の大河ドラマは、1988年の「武田信玄」でした。諏訪地方に住む私にとって、信玄はなじみ深い戦国武将で、後継者の勝頼を生んだ母親は「諏訪御料人」と呼ばれた女性だったからです。

ただ、どちらかというと信玄よりも、川中島の戦いで激闘を繰り広げた上杉謙信の方が私は好きです。ドラマでは柴田恭兵さんが演じ、「正義の何たるかを示す!」というセリフがお気に入りでした(笑)

大河ドラマは、舞台となった地域の観光誘客や活性化にも大きな効果を生んでいます。また、その地域を訪れることで、ドラマの主人公や人物たちの足跡に触れ、さらに歴史を深掘りする機会を与えてくれるのです。

私の趣味というか、道楽でもあるひとり旅では、「歴史の舞台を歩く」のも大きな目的の一つになっています。次は、歴史探訪の面白さについて書いてみたいと思います。

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歴史探訪も旅の目的に

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私が、ひとり旅を始めたのは30歳になってからです。旅先は日本国内だけですが、これまでに全47都道府県を旅して歩きました。通算のひとり旅も100回を超えています。

ひとり旅の目的の一つに「歴史探訪」があります。歴史上で起きた様々な出来事の舞台となった土地を歩いたり、現地の博物館・資料館を見学したりして、その当時に思いを巡らせているのです。

日本の歴史で最も有名な戦い「関ケ原の合戦」を探訪する旅では、東軍の徳川家康、西軍の石田三成ら武将たちが陣構えをした場所に立ち、合戦の状況をあれこれと想像してみました。

現地を訪れてみると、三成の陣は関ケ原が全貌できる好位置に付けていたことが分かります。他の西軍武将の配置を考えても、三成が戦略的な布陣を行ったことが一目瞭然でした。これも現地で再確認できたのです。

その土地を訪れて初めて分かったこと、改めて理解できたことなど、歴史探訪の面白さにどっぷり浸るのも旅の醍醐味です。新型コロナウイルスが早く終息し、再び旅行を楽しめるようにと願っています。

自己紹介を兼ねた序章はここまでといたします。

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